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適合の良い被せ物を求めて 支台歯形成〜印象採得編
2021年2月17日
”被せ物”に目が行きがちですが、被せ物を支えている歯も同じくらい重要なんです。
まずはガタガタになっていないスムースな面、最終的な被せ物の形に沿った3面形成(3面目は対合歯の中心窩に向かうように)、明瞭なフィニッシングライン、角は鋭角ではなく丸く(ジルコニアの場合)などが大切です。
形成が終わったら印象採得です。もちろん歯肉に炎症がない事!
炎症が残っていると血液が邪魔して綺麗な型が採れません。
のちに被せ物の適合に影響してきます。
歯肉を排除するために圧排糸を歯肉溝に押し入れます。
そして、シリコンを流し入れ型を採ります。
全周にわたって歯肉溝にシリコンが流れ、マージン部が明瞭に採れているか確認できたら型取り終了です。
これらの工程を踏んで適合の良い被せ物ができるのです。