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保険適応で白い歯を
2024年6月28日
保険適応にも白い歯はあります。それがCAD/CAM冠というものです。
CAD/CAM冠とは、レジンとセラミックを混ぜたハイブリットレジン素材をコンピューターで設計したデータを基に、機械で削って作り出す白い詰め物です。時間が経つと変色、着色しやすいという弱点もありますが、天然歯に近い硬さ、自然な色調が特徴です。
今までは上下の中切歯、側切歯、犬歯の前歯部に加え、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯(一部条件あり)に対してのみ保険適応でした。
しかし、令和6年度診療報酬改定により、条件付きではありますが、6月から第二大臼歯、第三大臼歯にも保険適応で使用可能となりました。
CAD/CAM冠は素材にセラミックが入っているため、たわみにくく破折リスクはありますが、自然な白色で透明感があり、目立ちにくく審美性にも優れています。
どんな素材にもメリット、デメリットはありますし、患者様によってどんな治療法、どんな被せ物、詰め物が適するかは異なります。なので、保険適応による白い歯の選択肢が増えることは多くの方にとって良いことだと思います。
CAD/CAM冠の適応条件については、当院スタッフへご相談下さい。皆様の選択肢が少しでも広がるといいなと思います。