全身疾患と歯について

歯科医院と病院が異なることもあり、歯の健康と身体の健康とを別に考えがちです。しかし口腔も身体の一部です。さまざまな大切な役割を担っています。そのため口腔内の健康が身体の健康にもつながるのです。

歯の健康維持について本気で考えている方を熱意と誠意をもってサポートする福岡県小倉「なかはら歯科クリニック」は、お口の健康と全身の健康をトータルで診る歯科医院です。内科を受診してもあまり改善が見られなかったという方や慢性的な頭痛や肩こりを抱えている方も、歯科医院で改善できることがありますので、まずはお気軽にご相談ください。

口腔内トラブルと全身疾患について

口腔内トラブルと全身疾患について

歯や唇、舌には話す、食べるなどの役割があります。そして毎日摂取する食べ物の入り口です。虫歯歯周病は口腔内だけの病気だと思われがちですが、歯は栄養補給のための大切な器官のひとつですので、全身疾患とも関連しています。とくに歯周病には注意が必要です。

糖尿病との関係

糖尿病と歯周病は相互に影響をおよぼしているといわれています。歯周病菌が歯ぐきから体内に侵入すると歯周病菌が出す毒素が、血糖値を下げるインスリンのはたらきを阻害して糖尿病の症状を悪化させるといわれています。また糖尿病の治療を行うと、歯周病の症状が緩和することも報告されているのです。糖尿病を発症している人は歯周病を発症していることが多いともいわれているのも不思議ではないのです。

心疾患との関係

心疾患にはさまざまな種類があります。動脈硬化や動脈が詰まることで起こる狭心症や心筋梗塞などは重篤な症状を引き起こします。歯周病は動脈硬化の原因になりうることがわかってきました。歯周病菌が歯ぐきから血管に入ると、血栓ができやすいので動脈硬化を誘発する物質が出るといわれているのです。

肺炎との関係

つばや飲食物を飲み込むと食道に入りますが、うまく飲み込めずに気管に入ってしまうことがあります。これを誤嚥(ごえん)といいます。高齢になり飲み込む機能が衰えると誤嚥を起こすことがあり、その際に歯周病を発症していると細菌が気管や肺に入ってしまうので、抵抗力が弱っていると気管支炎や肺炎を引き起こすことがあります。

脳梗塞との関係

脳梗塞とは、脳に血液を届ける血管が詰まってしまう病気です。歯周病菌が血管内に侵入すると血栓ができやすいので心筋梗塞同様、脳梗塞のリスクが高まってしまいます。動脈硬化のリスクが高いといわれるのは、コレステロール値や中性脂肪の数値、また血圧が高い方です。このような方は歯周病にも注意が必要です。

妊娠中の注意

妊娠すると体調が変化し体内のホルモンバランスも変化します。それにともない口腔内は虫歯や歯周病にかかりやすくなります。妊婦さんの健康はお腹の赤ちゃんの健康にも影響しますので注意が必要です。とくに歯周病を悪化させてしまうと、歯周病菌の出す毒素の影響で子宮の筋肉に影響し、早産・低体重児出産のリスクを高めてしまうといわれています。

【口腔ケアの必要性】
口腔内環境を整えるためにも全身の健康のためにも口腔ケアを身につけて、虫歯や歯周病を予防することが大切です。毎日のセルフケアとともに歯科医院での定期検診で健康を守りましょう。
>予防・定期健診について

全身のバランスを保つ~咬み合わせ~

全身のバランスを保つ~咬み合わせ~

咬み合わせとは、上下の歯の接触の仕方のこと。歯には咀嚼(そしゃく)という役割があります。食べ物を咬み切り、細かく砕き、すりつぶす一連の動きの際には、左右の顎関節とそのまわりの筋肉はとても複雑な動きをします。その際に咬み合わせ強く当たる部位があると口腔内のバランスがくずれ、それが全身のバランスにも影響してしまいます。

咬み合わせと身体の関係

咬み合わせと身体の関係

歯並びや咬み合わせが悪いとさまざまな症状が現れます。虫歯や歯周病、そして顎関節症などは顕著なトラブルだと思います。ほかにも肩こりや頭痛、腰痛などを引き起こすこともあるのです。また咬み合わせを整えることで、それまで悩まされていた耳鳴りやめまい、鼻づまりや目のかすみが改善されることもあります。

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