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歯みがきをサボっているとインフルエンザにかかりやすい!?
2020年12月1日
お口の中の細菌は史上最強の暗殺者
研究を進める中で実は口の中の細菌が風邪やウイルスを手伝って感染しやすいように
サポートしていることが分かってきました
細菌の出す毒素や酵素が恐ろしいウイルスの誘導役をしているようです
まずは、ウイルスの特長から
ウイルスは生きている細胞に入り込みその細胞からエネルギーや栄養をもらって仲間を増やす
肝炎ウイルス・・・・・・・・肝臓がターゲット
エイズウイルス・・・・・・・免疫細胞がターゲット
インフルエンザウイルス・・・ノドの粘膜(上気道粘膜)をターゲット
そこで!!口腔内のプラーク(磨き残し細菌の塊)
プラークに潜む細菌たちが出す酵素はノドの粘膜を守っている粘液を溶かし破壊します
そのためレセプターが丸出しになってウイルスが吸着しやすくなります
さらに!歯周ポケットの中に潜む歯周病菌の内毒素は歯茎だけではなく気道粘膜(喉を守る粘膜)も
壊します。炎症で細胞同士の結びつきがゆるくなるとウイルスが侵入しやすくなってしまいます
毎日の歯磨きでしっかりとプラークを取り除いていると酵素や内毒素が少なく
インフルエンザウイルスへの応援が弱まってウイルスに付け込まれるスキが減ります
インフルエンザの予防には
手洗い
うがい
栄養と睡眠
そして
『正しい丁寧な歯磨き』が大事です
歯ブラシは毛先がひらいていなくても
月に一度の交換をお願いします。雑菌だらけですので🤐