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〜親知らずについて🦷〜
2024年2月29日
今日は、親知らずについてお話ししましょー!😊
親知らずはむし歯や歯肉の炎症などの原因になりやすいため、注意が必要です。生え方によっては、外科的な抜歯が必要になることがあります。
そもそも、親知らずとは??
親知らずとは、「智歯(ちし)」「第三大臼歯」とも呼ばれ、一番奥に生えてくる永久歯のことです。
生えてくる時期は??
時期には個人差がありますが、10代前後半から20代が一般的です。
親知らずがない人もいます!!
親知らずがすべてある場合は、上下左右に1本ずつ、全部で4本です。親知らずがない場合、4本全てないこともあれば、1〜3本しかない人もいます。
また、親知らずが歯肉の下に埋まったままで、生えてこない場合もあります。
〜親知らずで起こりうるトラブル〜
親知らずがまっすぐ生えてきて、綺麗に磨ける場合は、 特に問題にならない事もあります。しかし、親知らずによって何らかのトラブルが生じる場合には、抜歯が必要になります。
★むし歯
親知らずが斜めに生えてきたり、途中までしか生えて来ない場合は、歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすくなります。また、親知らずと手前の歯 (第二大臼歯) の隙間に汚れがたまりやすくなり、手前の歯がむし歯に なることもあります。
親知らずがむし歯になっても抜歯すれば済みますが、手前の歯(第二大臼歯)は抜くわけにはいきませんので、 注意が必要です。
★歯肉の炎症
親知らずが斜めに生えたり、まっすぐ生えてきても途中 までしか生えてこない場合は、歯と歯肉の間にプラーク や食べかすがたまりやすくなり、親知らずの周辺が不衛 生になります。これにより、親知らず周囲の歯肉に炎症 が起きてしまいます。これは 「智歯周囲炎」と呼ばれ、 歯肉が腫れたり、痛みが生じます。
また、重症化すると口が開けにくくなったり、顔が腫れ たりすることもあります。智歯周囲炎がひどい場合は、 炎症が軽減してから抜歯を行います。
★歯根の吸収
親知らずが手前の歯に食い込むように生えてくると、手前の歯の歯根吸収 (根っこが溶けてしまうこと)を引き起こしてしまう場合があります。歯根吸収が進むと、親知らずだけでなく手前の歯の抜歯も必要になることがあります。
★口臭
親知らず周辺は不衛生になりやすいことから、口臭の原因になってしまう可能性もあります。炎症によって歯肉に膿がたまったり、むし歯が進行したりすることも臭いの原因になります。
〜親知らずの抜歯〜
親知らずがまっすぐに生えてきた場合には、他の歯と同じように抜歯することが可能です。しかし、親知らずは斜めに生えてきたり、途中までしか生えてこないことが多く、この場合、通常よりも抜歯が難しくなります。 抜歯のため、歯肉を切開したり、歯や歯根を分割したり、骨を削るなどの外科的な手術が必要となることがあります。
ーーおわりにーー
親知らずについてその概要を述べさせていただきました。これらはあくまでも一般的なお話なので、個々の方々については必ずしも当てはまらないこともあるかもしれません。
親知らずについての疑問や問題を感じた方は、スタッフまでお気軽にご相談くださいね(^^)